釧路
十勝川の川原を散歩してから釧路を目指した。
今回北海道に来た最大の目的は釧路にある。昨日の日記だけを見たら、僕がわざわざ大枚をはたいて健さんの足跡をたどる旅行をしているかのように見えたかもしれないが、幌舞駅や黄色いハンカチなどはただのおまけの寄り道にすぎない。
今回の本来の目的は釧路の和商市場だ。十数年前に来てからずっと、もう一度和商市場で魚を食べたいと、切に願っていた。その願いがようやく叶った。
和商市場には「勝手丼」という制度がある。まずご飯屋で好きなサイズの丼メシを買う。あとはその丼メシを持って市場を回り、気に行ったネタを買って丼に載せていくのだ。市場の各店舗は勝手丼向けに小口のロットで鮮魚の切り身などを売ってくれる。
イクラだろうが大トロだろうが、載せたい放題だ。しかし、やはり今ここでしか食べられないもの、今ここで食べるとおいしいものを選んで載せよう。
冬の釧路はイクラとタラコ、そしてシャケだろう。ここらを外さず、後は手当たり次第に載せていく。
出来上がりはこんな感じ。
御飯が見えないが、魚のずっと下に隠れている。ご飯の上の魚は3階建てくらいになっているのだ。これは載せすぎの例である。
これだけ生魚を食べると気持ち悪くなる。適当なところで焼き魚に切り替えよう。今回はハラスとメンメ、そしてホッケを焼いてもらった。ハラスとメンメはあまりにもうまそうだったので、写真を撮るのを忘れて食べてしまった。ホッケはかろうじて撮れたので掲載しておこう。ホッケも旬だ。脂がたれる。やはり居酒屋とはちがう。
十年来の宿敵を倒し、思い残すものは何もない。本当に。その他の些細なことはこの際思い残さないことにする。
気分一新、摩周湖に寄って、知床を目指した。冬の摩周湖with樹氷ははじめてだ。
冬の夕暮れのオホーツク海。「こんなところまで来たか」という気分になった。
ある先生が言っていた。「“何時でも何処でも誰にでも”ではなく、“今だけ此処だけ、貴方だけ”を目指したい」と。それが本来のユビキタスかなと僕も思った。今日はたくさんの“今だけ此処だけ、貴方だけ”を味わった。
昨日、金山ダムと金山湖を見たのだが、そこの取水塔がカッコよかったので写真を撮っておいた。関係ないが、掲載しておく。









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