北海道
北海道を旅している。
美味いものを食べながら、死に場所を探し続ける旅だ。
元々人生というのは、死に場所を探すために生きるようなものなので、今回の旅行がなにか特別なものということはない。
しかし北海道は、死に場所を探してここに行き着いた人々によって拓かれた土地だ。よって、ここには死に場所に相応しいスポットがたくさんあり、だからこそ人々の生き様にも触れられるところなのではなかろうかと思われる。
ということで、最初に訪れたのは、札幌だ。
北海道大学のポプラ並木、テレビ塔、時計台を見た。特に、時計台といえば日本がっかり名所の不動のチャンピオンだ。そして、がっかり名所というにはあまりにも有名だ。ぼくは、この札幌時計台という現象が不思議であった。以前小学生時代にも来たことがあったが、そときもやたらプロモーションには力が入れられている割には現物はインパクトが弱すぎるという印象を持ち、時間にも余裕がなかったので、軽く前を通り過ぎた。
しかし、今回は入場料を払って、内部もジックリと観察することにした。時計台内部の1階は小さな資料室、2階は当時の演舞場を再現したホールになっている。
中に入って納得した。時計台がこの開拓の最前線にできた頃、それがこの辺で最も高い建築物だったのだ。しかも、最新の洋館建築の技術の粋の結晶だ。もちろん、時計台のムーブメントも。今なら、言わば舶来のスーパーコンピューターと同じように扱われているだろう。
その時計の鐘は、時計台から半径2.6キロに渡って時を知らせていたという。近辺で作業を行う開拓民や学生達にはなくてはならないものだったろう。
そして、そのスーパーコンピューターが正確に時を刻むよう、親子2代に渡って保守し続けている人がいる。
時計台は、札幌が平野の中の小さな集落だった頃から、ビルの林立する現代まで、変わらぬペースで針を動かし続けていた。そしてそれを人々の役に立ち続けさせることに人生を捧げたエンジニアが今もいる。
それを思ったとき、僕はこの札幌時計台がどうして日本がっかり名所のトップとして敬意を払われるべきであるのか悟った。データセンターのエンジニアリングとは時間のスパンは違うが、目指すものは同じだ。
さて、この日の昼食は「ラーメン空」で辛みそラーメンとまかない飯。ラーメンは脂こってりでうまかった。しかし、まかない飯まで食べたのは食べ過ぎであった。
夜は「ふくろう亭」でジンギスカン。羊とは思えないうまさだった。
まだ死に場所は見つかっていないが、美味かった。






死に場所を探し続ける旅か・・センチメンタルジャーニーだね。
昨日京阪百貨店で北海道フェアをやってて、思わず立ち寄ったよ。
ジンギスカンやロイズの生チョコを試食。
美味しかったけど、やっぱりホリのとうきびチョコ(黄色いやつ)が一番!
ちなみに札幌の福住寺に親戚がいるよー。
月報「なむ3月号」読んでね! (チーン)
>クマ鍋さん
「死に場所」とかけて「センチメンタル」と解くとは、女性らしい発想ではありませんか。
ところで月報「なむ」、どこで売ってるのかと福住寺のHPを見たらオンラインで読めるのですね。
3月号、ありがたく読ませていただきました。
今日から心を入れ替えます。南無阿弥陀仏。