東京グリーンIT
こんばんは。世界のKITAGAWAでございます。昨日から東京にやってまいりました。
実は、今日から3日間、東京ビッグサイトで開催されているグリーンITエキスポに出展しているのだ。

今の情勢では、企業としては何かにつけコストの削減こそが重点課題で、CO2削減っていうのは二の次の課題なのかなとは思うが、電力の大口需要家でもあるデータセンターとしては、経済の状態に関わらず常にITの環境適応性ということを意識し、それを付加価値としていかなければならない。
営業的な視点だけであれば話は別だが、今回グリーンITのブースに出展したことによって、全社的にデータセンター、レンタルサーバーとして、グリーンITにどう取り組んでいくか、それをどう営業に生かしていくのか、われわれのデータセンターやそこでの仕事がどのようにCO2の削減に貢献できるのかということを考えるきっかけにはなったのではないだろうか。
これまで、データセンターを選定する上では、コスト、セキュリティ、災害対策、空調・電力の安定性などが選択重視点となっていたのだが、これからはそれに加えて環境適合性とか電力の消費効率などが間違いなく重要な指標となってくる。
その指標の一つが、上の写真にもちょっと見えている「PUE」という数値である。PUE(Power Usage Effectiveness)とは、データセンターがどれだけ効率よくサーバーを動作運用させることができるのかを表す数値だ。
数式で書くとこんな感じになる。

つまり、データセンター全体の電力消費量が100kW、そのうち、サーバーやルーターなどのIT機器が消費する電力が40kW、照明やサーバーを冷やすための空調などIT機器を動作させる上で付随的に消費される電力が60kWだとしたら、PUEは
100kW/40kW=2.5
となる。
ちなみに、IT機器が消費する電力とその他の電力消費が同じなら、PUEは2.0、IT機器以外の無駄な電力消費が全くないとしたら、PUEは1.0になる。
アーキテクチャがちょっと古く、効率の悪いデータセンターだと、PUEが2.5とか3.0というところも多い。
ちなみに、日本IBMが昨年幕張にオープンしたデータセンターのPUEは1.8だという。
そして、上にあるブースの写真にもパネルが写っているが、カゴヤのデータセンターでは1.6を達成した。平均を丸めると1.6だが、じつはベストプラクティスでは1.5も達成している。はじめは2.0前後だったのだが、小さな改良を繰り返し、なんとかここまでPUEを小さくできた。
現在、さらに次の改良案がでているので、来月にはさらに改善されているだろう。
またよい結果がでたら、ここでも報告したいと思う。

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