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挫折

最近、本当に僕の職業は「ブログを書く人」になってしまったようだ。取引先の人なども読んでくださっていたりするので、「なんかまずいかも」など思いつつも、今日もまたレンタルサーバーとあまり関係ないレンタルサーバー魂を更新するのであった。

さて、27日の今日(昨日)は一日中知床にいた。冬季のため、知床峠や知床五湖などは見れないが、フレペの滝など、冬でも入れるスポットの冬景色は楽しめる。
写真はフレペの滝の近くで目の合ったエゾシカの母娘。知床のシカも、エゾオオカミのような天敵がなくなってから、増えすぎてやばいらしい。今日も、いたるところでシカと遭遇した。

エゾシカ

その辺を歩いていると、東京にいる友人からメールが来た。「昨日オイスターバーにいったよ」と。そういえば、北海道に来てから、まだ一度もカキを口にしていない。これはやばい、ということで、このあたりで生牡蠣の食べられそうな店ということで、道の駅の前の「熊の家(くまのや)」を紹介してもらった。
残念ながらここでは生牡蠣は食べられなかったが、代わりにウニラーメンを食べた。ウニラーメンとはいうものの、ウニだけでなく、その他の海鮮+ウニという感じで、具の豊富な塩ラーメンであった。こないだのラーメン空より美味かった。

元祖ウニラーメン

しかしこのあたりで問題発生。先日より、ある種の物質を多く含んだものばかり食べてきたせいで、足の親指の付け根が痛くなってきた。。。
昨日くらいから怪しかったのだが、使命感に燃えて食うべきものを食べているとエスカレートしてきた。
明日からはちょっとセーブしよう。

などと、軽く挫折感を味わいながら、サンセットを眺めた。

プユニ岬

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釧路

十勝川の川原を散歩してから釧路を目指した。
今回北海道に来た最大の目的は釧路にある。昨日の日記だけを見たら、僕がわざわざ大枚をはたいて健さんの足跡をたどる旅行をしているかのように見えたかもしれないが、幌舞駅や黄色いハンカチなどはただのおまけの寄り道にすぎない。
今回の本来の目的は釧路の和商市場だ。十数年前に来てからずっと、もう一度和商市場で魚を食べたいと、切に願っていた。その願いがようやく叶った。

和商市場

和商市場

和商市場には「勝手丼」という制度がある。まずご飯屋で好きなサイズの丼メシを買う。あとはその丼メシを持って市場を回り、気に行ったネタを買って丼に載せていくのだ。市場の各店舗は勝手丼向けに小口のロットで鮮魚の切り身などを売ってくれる。

イクラ

イクラだろうが大トロだろうが、載せたい放題だ。しかし、やはり今ここでしか食べられないもの、今ここで食べるとおいしいものを選んで載せよう。
冬の釧路はイクラとタラコ、そしてシャケだろう。ここらを外さず、後は手当たり次第に載せていく。

出来上がりはこんな感じ。

勝手丼

御飯が見えないが、魚のずっと下に隠れている。ご飯の上の魚は3階建てくらいになっているのだ。これは載せすぎの例である。
これだけ生魚を食べると気持ち悪くなる。適当なところで焼き魚に切り替えよう。今回はハラスとメンメ、そしてホッケを焼いてもらった。ハラスとメンメはあまりにもうまそうだったので、写真を撮るのを忘れて食べてしまった。ホッケはかろうじて撮れたので掲載しておこう。ホッケも旬だ。脂がたれる。やはり居酒屋とはちがう。

ホッケ

十年来の宿敵を倒し、思い残すものは何もない。本当に。その他の些細なことはこの際思い残さないことにする。

気分一新、摩周湖に寄って、知床を目指した。冬の摩周湖with樹氷ははじめてだ。

摩周湖

冬の夕暮れのオホーツク海。「こんなところまで来たか」という気分になった。

オホーツク海

ある先生が言っていた。「“何時でも何処でも誰にでも”ではなく、“今だけ此処だけ、貴方だけ”を目指したい」と。それが本来のユビキタスかなと僕も思った。今日はたくさんの“今だけ此処だけ、貴方だけ”を味わった。
昨日、金山ダムと金山湖を見たのだが、そこの取水塔がカッコよかったので写真を撮っておいた。関係ないが、掲載しておく。

金山湖

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札幌と帯広の間に横たわるノスタルジー

昨日は、札幌から帯広に向かった。途中、夕張と富良野を通った。
夕張はこの時期メロンは売っていない。シーズンオフだからといって、温室ものとか冷凍ものとかという気休めのメロンも置いていないというか、町中がシャッターを閉めて冬眠に入ったようになっている。せめて、メロンアイスくらいどこかで食べられるだろうと思ったが、アイスクリームスタンドも夏しかやっていないようだ。
しかし、オレ的夕張の目的は別の所にあった。「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」だ。だが、ここもまた冬季につき休業中であった。
残念ながら、僕を迎えてくれる黄色いハンカチはなかった。。。

幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば

人っ子一人いない放棄されたようなその長屋は、独特の味を出していた。

幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば

もしも今新しく『幸福の黄色いハンカチ』のDVDが出たとしたら、こういう「もう一つのラスト」が特典映像として付けられているかもしれない。
映画という心地よいフィクションの世界ではあのようなラストシーンもありだろうが、まあ、現実はこんなものだ。休業中の「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」、何かと考えさせられるスポットだった。

さて、夕張のあとは少し回り道をして富良野に向かった。富良野と言えば、普通はラベンダー畑。なのだが、今回の目的は別の所にあった。どっちにしてもこの時期はラベンダーのようなぬるいものはなくて、何処を見ても一面の銀世界。ラベンダー畑もすべてまっ白い雪に覆われていた。
今回は、『鉄道員(ぽっぽや)』のロケに使われた「JR幾寅駅」を目指した。
『鉄道員(ぽっぽや)』、ストーリーを語るだけで泣けてきてしまうので、あらすじの説明は控えさせていただく。映画を見た当時、僕も一人でレンタルサーバー業をやっていて、毎日黙々とサーバー管理と開発とカスタマサポートに明け暮れていた。そのころはそのまま最後まで一人でやっていく気満々だったから、「レンタルサーバーという商売も、あと30年か40年続いたら、おれもこの健さんのようになるんだろうか」などと思ったものだ。
サバ管に限らず、全ての自分の職業に誇りを持つ日本人にお勧めしたい映画だ。
この、健さんが駅長を務める「幌舞駅」が「JR幾寅駅」として、劇中の姿ほぼそのままで建っている。

幌舞駅

雪の日、健さん駅長が死んでいたあのホームも、そのままそこにあった。

幌舞駅ホーム

メロンやラベンダーなぞどうでもよい。ここに来るなら冬しかない。

駅の近くの食堂「なんぷてい」でなんぷカレーを食べて、帯広を目指した。

なんぷてい

なんぷカレー

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