共用レンタルサーバーにIPSを標準装備
今回、KAGOYA Internet Routingの共用サーバー全てにIPSを標準装備しました。
IPSとは、”Intrusion Prevention System”の略で、日本語では「侵入防止システム」という意味になります。
その役割を一言でいうと、「サーバーへの不正侵入や攻撃を自動的に防ぐ」ということになります。IPSにはサーバーへの不正侵入・攻撃のあらゆるパターンがあらかじめ登録されております。そして、IPSセンサーがネットワーク上に流れるパケットを常に見張り、登録された不正侵入・攻撃パターンと合致する通信を見つけたらその場でその通信をブロックしてしまいます。
IPSと似たシステムで、IDS(Intrusion Detection System)というものもあります。こちらは、よろしくないアクセスを見つけたときに、自動的に管理者にそれを通知するだけで、実際のブロックは行いません。
IPSは一見ファイアーウォールと似ていますが、ファイアーウォールとは全然違います。ファイアーウォールはあくまであらかじめ登録されたアクセス元からの、あらかじめ想定されたアクセス方法だけを有効にしたり、除外したりするもので、不特定多数のサイトからの予期されない攻撃に対応できるものではありません。IPSは、それが例え信頼しているサイトからのアクセスであっても、通信内容に悪意のあるパターンが含まれていたら、自動的にブロックしてしまうのです。ですから、いつどこからやってくるか分からない、コンピューターワームやDoS攻撃などに効果を発揮します。ちなみに、攻撃パターンのIPSのデータベースへの登録に関しては、セコム社と提携し世界中から集められる最新情報を元に、24時間更新をかける体制を整えました。

さて、このIPSですが、KAGOYA Internet Routingでは従来専用サーバープランだけに限って、有料オプションとしてサービスを提供していました。それが、今回はスタンダードプラン(共用サーバー)に標準装備されるようになりました。専用サーバー向けサービスのような月次レポーティングなどはありませんが、これによって格段にサーバーそもののセキュリティと可用性を高めることができました。
IPS設置以前から、KAGOYAのデータセンターのスタッフが24時間人力で対応していたことが自動化されただけですので、レンタルサーバーを使っていただいているお客様にはなにか目に見えるメリットがあるわけではないのですが、それでも少しだけ枕を高くして寝ていただけるようになったかなと思います。













