“ゼロ”ルピー紙幣

インドで、”ゼロ”ルピー紙幣が発行された。
>元記事<
賄賂を要求する公務員に渡して、「私は賄賂を払いません」という意思表示をするためのものなのだという。
しかし、ぼくはそれ以上に象徴的な、いや、哲学的なモノすら感じる。経済の崩壊、資本主義とか共産主義とか関係なく、貨幣が元になった経済社会の崩壊、あるいは究極のデフレを現すのであろうか?虚しく口を開けた「0」という数字の横で対極的に微笑むマハトマ・ガンジーの肖像が意味するものはなんだろう?
もともと硬貨とは、額面と同額の貴金属で作られた本位貨幣であり、紙幣とは、同じ額面の硬貨とか金とかと交換できることが誰かに保証されていることが書かれた紙切れに過ぎない。
だからかどうか知らないが、金本位制をやめてしまった今でも、硬貨は造幣局で「日本国」が作り、紙幣は印刷局で「日本銀行」が作っている。硬貨は「お金」だけれど、正確に言うと紙幣は「日本銀行券」である。
では、額面が「ゼロ」の紙幣とはなんだろう?「価値が無いことが保証された紙幣」ということになる。そこら辺で何か紙切れを手にしたら、これになんかの意味や価値がないか、オモテとウラをつい確認してしまう。紙幣は言うに及ばず、ギフトカードとかクーポン券など、お金に順ずる紙切れはたくさんあるし、何かのお得情報とか仕事とか個人的な生活の上で必要な情報が書かれた紙かもしれない。だから、紙というものは、捨てる前に捨ててもいいものかどうか、一応確認しておく必要がある。
だが、価値が無いことを保証してくれる紙幣があると確かに非常にわかりやすい。一目見ただけで、無価値であることがわかる。誰かにもらった時も、何ももらえていない、対価が必要ないことが即座にわかる。
いろいろと考えさせられる”ゼロ”ルピー紙幣、どういう局面で便利に使えるかはよく分からない。
でも、”ゼロ”円紙幣ができたら、マクドでスマイルだけを買いに行こう。

難しい話を最後まで読んだ甲斐あり、最後のオチでまた笑わせてもらいました。
ありがとう~^^
>nanaさん
そんなうけてもらえるとは思っておりませんでしたw
もし0円紙幣で、マクドのスマイルを買ったら、そのときはブログで報告します!