『ザ・ゴール』とBPM

『ザ・ゴール』、前に見た時は確か「全世界で250万部」と書いてあったと思う。いったいどこまで売れるのであろうか?
製造業をモデルとした小説になっているが、その業務改善の手法は製造業に限らず、レンタルサーバーのようなサービス業にも有用だと思う。
ブックカバーの裏書きによると、この本は17年もの間日本語版が出版されなかったらしい。なんでも、この本に書かれている全体最適化の手法を日本人が覚えたら、貿易摩擦が再燃し、世界の経済が混乱するおそれがあったからだという。
しかし、それはちょっと大袈裟な表現に過ぎるかといえる。

ザ・ゴール

ところで、最近はワークフローにかわるものとして、BPM(Business Process Management)が流行り出している。ワークフローが企業の承認経路を見える化して、意思決定を補助するツールだとしたら、BPMは、受注、生産、納品、集金、報告までの全ての業務プロセスを管理するツールだといえる。BPMを使うことで、仕事の間違いが減るだけではなく、業務プロセスを分析することによって、ボトルネックを洗い出し、ビジネスそのものの全体最適化を進めることができる。
そう、『ザ・ゴール』でいわれているような全体最適化の手法をホワイトカラーの現場でも活用することができるようになるのである。
実は昨日、クエステトラの今村社長が来社された。僕も、ワークフローかBPMでよいものがないかと探していたところなので、同社のBPMをデモンストレーションしてもらった。WEBアプリだが、UIはflashがベースになっていて使いやすそうだ。
出来立てのプロダクトなので、洗練されていくのはこれからだろうと思われる。しかし、BPMの現在の完成度はともかくとして「輸出できるソフトウェアを作る」という今村社長のその方針には熱いものを感じた。
このBPMで日本流の全体最適化手法を世界に輸出すれば、世界全体を最適化できるのではないか、あるいは、エリヤフ・ゴールドラットがいうように、世界の経済的混乱が現実のものとなるのではないだろうかと夢想したのであった。
10プロセスまで同時処理できるバージョンは無料で使えるので、ぜひ試していただきたい。

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One Response to “『ザ・ゴール』とBPM”

  1. [...] る件のメールが送られてきた。 エリヤフ・ゴールドラットとは、前にブログに書いた『ザ・ゴール』の著者である。面白いかどうかわからないが、ブログのネタとしても聞いてみるのも [...]

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