グーグル・エディション

どうやらkindleで当分日本語の本が読める日が来ることがなさそうだ、日本は終わった。。。
と、落胆していたが、Googleの電子書籍、「グーグル・エディションが発表された。
半年遅れではあるが、日本でもサービスが開始される。
音楽配信の場合と一緒で、最初は普及に時間がかかるかもしれないが、最終的には、本というものはオンラインで読むものという新しい常識が世界を征服するだろう。
これで僕も、高校生くらいの時から持っていた、本を紙で読むという違和感から解放されることになる。だいたい、ページ数で値段が決まるという、今の価格体系そのものに違和感を覚える。本というのは知識と情報がその本質なのだから、やはり情報の価値を基にした価格体系であるべきだ。
これまでは、印刷、運搬、陳列など、「本」を製造販売する過程で課せられるコストを考えると、物質的な側面からの値決めがされても仕方なかった。
だが、このように、本が物質的な媒体から解放されることで、ようやく我々は紙を売り買いする時代から情報を売り買いする時代に移行することができるようになる。
本が電子化されたら、とりあえず、重い本を運ぶ苦痛が取り除かれる。文庫本ならまだしも、単行本などカバンに入れてられないので、どうしても最新刊は家のトイレで読むしかなかった。また、これまで紙の本の制限から「上・中・下」とか「1巻、2巻」とかで分かれていた分冊もしなくてよくなる。
それから、よく、特定の単語や登場人物の出現する箇所だけを抜粋したいことがあるが、そんな時も、簡単に検索することができる。
もちろん、過去に読んだ本の、特定の箇所を探して読み直すなどということも簡単だ。
こう書いてみると、今どき当然とされることが、こと「本」という最も身近な情報媒体ではできなかった。このことがどれだけ人類の進歩にブレーキをかけてきたのか、見当もつかない。
人類の進化はまだまだ続く。パピルスの時代から変わっていない思考回路と、それに基づく成功体験からはそろそろ脱却する時だろう。

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